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【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました 

5月11日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

「映画の値上げって本当に高いの?」をテーマに、TOHOシネマズが6月1日から一般の映画鑑賞料金を4年ぶりに100円値上げし2,000円にすると発表したことを取り上げ、値上げの要因はエネルギー価格の高騰、円安による仕入れコストの上昇、アルバイト人件費の負担増などだと状況を説明。

値上げ前からの話だが、日本の映画鑑賞料金は世界でも高いと言われている。日本市場だけに配給される日本映画はマーケットの小ささがコスト高に反映しているのではないかと言われる一方、アメリカは人口も多く、世界に配信することで、薄利多売で回しているようだ。

では、本当に高いのか?総務省が出している「小売物価統計」を調べた所、1953年の鑑賞料金が120円。1973年は751円、1993年は1,789円、2022年は1,860円だ。2019年に値上げしているので、93年から2019年の直近25年は殆ど同じ値段だったという事になる。

家計の中での割合で見ると見方が変わるが、1973年は映画751円で、大学初任給は62,300円。二人世帯の一か月の消費支出が112,000円程度なのでなかなかの額だ。映画鑑賞料金は現在の価値に換算して凡そ1,000円から2,000円の間にあり、1,000円の時は安く、2,000円だと高く感じる。

物の値段の感じ方や考え方は自分の置かれている状況、経済状況に依存する。それを考えると、直近25年よく耐えたと思うが、消費の落ち込みや収入減の影響があり、値段は変わらないがじりじりと高くなっていく事が感じられる時期だったのではないだろうか。

値段を変える事は事業者にも勇気が必要だ。一方、ある程度値段を上げていかないと経済や産業が回っていかない。そう考えると映画が好きで、興味がある方はぜひ映画館に足を運んでいただきたい、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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