【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました
3月23日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。
WBC優勝による経済効果を取り上げ、関西大学の宮本勝浩先生の試算によると国内の経済効果が600億円になるとの事。この中の直接的な経済効果は、試合に参加した観客の飲食や宿泊、スポーツバーの売上、優勝パレードが行われた場合のファンの買い物や特別セールなどで276億円。
波及効果としては、東京ドームや周辺ホテル、スポーツバー、優勝セールなどを行う百貨店やスーパーの売り上げ上昇による各社のボーナスや、繁忙による特別休暇の支給などによる消費増加が見込まれ、全体で600億円程度になる予測と説明。
これを聞くと、経済効果は「風が吹けば桶屋が儲かる」的な事が半分程含まれ、数字が膨らんでいるように思う人もいるだろうが、経済学で「産業連関分析」という試算方法が確立されている。
「産業連関分析」では、どのような直接的消費(今回の場合は276憶円部分)が生じるかをまず実際にイメージしていく。飲食やタジアム関連をはじめ、タクシーや車の燃料費、タクシー代も直接的な経済効果に入れるほか、前回大会や類似イベントも調査する。
その後、どの程度波及効果が発生するかの係数が設定されている、横軸が買い手(需要)、縦軸が売り手(供給)の表組に数字を入れることで、どの程度取引が生まれるかが計算できる仕組みがある。係数にはGDPなどが反映されており、これを使う事で総和が見えてくる。
推定に推定を重ねるため、「当たるも八卦…」のような正解不在な部分もあるが、先回りして仕入れをしたり、商売のチャンスとして捉えてセールをする事で、経済も回り、商売を考えるきっかけになるほか、商売をする人は自分の意志をそこに込める事もできる。
結局のところ、良いムードで皆で盛り上がるというような出来事がないと経済は盛り上がっていかないため、おめでとうと言う気持ちを持ち、侍JAPANをねぎらう事がお金を回していく事になるのではないか、とお話ししました。
次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。
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