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【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました 

2月9日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

国産ジェット旅客機開発終了を取り上げ、三菱重工業は2月7日、国産初の小型ジェット旅客機「三菱スペースジェット」の開発を中止すると正式に発表した。設計変更やトラブル、コロナ禍の影響で開発が遅れ、2020年10月には開発の凍結を発表していたが、事業化の目途が立たず、開発を担ってきた子会社の三菱航空機は正式に解散する方針。

泉澤社長によると一番難しかったのは「型式証明」の取得で、今後も巨額の資金が必要な事が見込まれ、事業性を見出せず、国から資金が投入され、国内の航空会社から267機の受注も受けていたが撤退となったと状況を説明。

開発開始当時は世界中に競合もおり、小型ジェット機市場は大きく、ビジネスの見通しがあったが、コロナや、カーボンニュートラル実現、脱炭素化の動きが欧州で加速。飛行機の需要がどうなるか不明なうえ、電動化も必要、開発の課題があった。

「型式証明」はアメリカの連邦航空局(FAA)の認定を受ける必要があるが、ボーイングでさえも2014年の「ボーイング787」以降、新しい認定を受けていない。それ以降に出た航空機は1970年代から飛ぶ「ボーイング737」のリニューアル、次も20年以上前から飛ぶ飛行機の「ボーイング777」のリニューアルだ。飛行機事故に対する責任が大きく、保守的になり、新しい認定を出せない、古い設計を守ってくれた方が良い、という流れで、一からの設計は高いハードルだ。

ただし、「三菱スペースジェット」は「日の丸ジェット」、純国産と言われるが、航空電子機器類で一番重要な、航空機の脳と神経といわれるアビオニクス(Avionics、エイヴィオニクス)は日本製でなかった。一方、ボーイングやエアバスなど殆どの飛行機のかなりの部材が日本製だ。日本の航空産業は最終的な組み立てはしていないが、部材を日本で製造、輸出し、後方で支えている事は確かでだまだ健在であり、できればどこかでもう一回チャレンジしてくれないかと思う、とお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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