【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました
9月22日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。
宇宙ビジネスの現実化をトピックに、近頃発売となったiPhone 14には、日本では使えない機能ながら、アメリカとカナダでは電波が届かない地域でも、衛星経由で緊急SOS(110番、119番相当)発信が可能になったと指摘。
iPhoneの中に通信する衛星が分かるアプリがあり、その指示に従い衛星の方向に端末を向ける事で通信が可能となる。端末と衛星は1400Km程度離れているため、基地局と通信する時に比べ時間がかかるが、それを安定させるようなアプリも搭載され、地上では警察や消防にある大きなアンテナで直接受ける事で通信が実現できるとの事。
今回Apple社が使う通信衛星は、米グローバルスター社のものだが、既に同社は衛星を使った小さな端末での相互通信も実現しており、このビジネスが活況を呈してきている。
グローバルスター社は「低軌道(LEO)衛星」24基を組み合わせた「LEOコンステレーション」という方法を使用しているが、イーロン・マスク氏の「Starlink(スターリンク)」は、グローバルスター社の衛星より低い高度に約2000基の衛星を打ち上げている。クライナが戦争状態になった時、スターリンクの衛星を使う事を許可し、通信回線が切られても市民生活を守り、戦局に影響を及ぼした事は記憶に新しい。
2000基の衛星はロケットを2000回打ち上げたわけではなく、1回のロケットで多数の衛星を打ち上げ、宇宙空間で離し、効率よく衛星のネットワークを作っており、いよいよ使える物になってきたと感じ始めていたところに、限定地域だがiPhoneでの衛星サービスが始まり、今後世界に広がるのではないか、と期待が深まっている。
日本でも総務省の概算要求で、衛星通信を含めた宇宙の研究開発が予算措置されている。国が予算を取るという事は、民間企業にも参加して貰おうという事でもあるため、活発化し始めているといえるだろう。日本は海と山に囲まれ、衛星のニーズはあるはずで、船の自動運転や山奥でのドローンを使用した仕事などが広がっていくのではないだろうか、とお話ししました。
次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。
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