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【メディア】「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカタツヤが出演しました

9月8日の「FM NACK5」の「アロハ太朗Good Luck! Morning!」のコーナー「エコノモーニング」に弊社代表のクロサカが出演しました。

楽天モバイルの通信事故が重大事故に該当すると総務省に指摘されたことを取り上げ、KDDIやソフトバンクの通信事故が続いているが、楽天モバイルの約130万回線に、9月4日午前11時前から2時間半程、110番等の緊急通報ができないなどの影響が出た、と説明。

電気通信事業法では緊急通報に1時間以上、且つ、3万人以上に影響が出ると重大事故とみなすとしており、楽天モバイルはこれをうけ、10月4日までに再発防止策を提出する事となった。

事故の詳細は明らかになっていないが、楽天モバイルによるとネットワーク設備の再起動に伴うトラフィック輻輳により障害が起きたとの事で、細部の状況はわからないが、機械がおかしいために再起動して直そうとした、という事はKDDIの時と同じような状況だ。

私達も何かおかしいと感じると電源の入れ直しをするが、プロであれば再起動した時に何が起こるか予測し、障害が起こらないように用意周到で挑む必要がある。

明確な関連性があるわけではないものの、通信規格の世代が新しくなる時に事故が起きやすくなっている。5Gの普及が広がってきているが、多くの方は4Gネットワークを、ドコモやソフトバンクは未だ3Gネットワークも使用しており、これまでのネットワークを維持しつつ、全く異なる新たなネットワークを拡大してくことは難しい事だ。一つのネットワークは20年以上寿命があり、3Gはそろそろ止まるが、4Gは2030年以降まで存在し、これから10年程度共存していかないとならない。

とはいえ、新しい規格のスタート時期は事前に決まっており、通信事業者は異なるネットワークを維持しながら新規格技術を導入する計画をたてているはずで、現場の苦しさは理解できるが、4G開始時も同様の事故が起きている10年前の教訓を思い出し、対策していただきたいところだ。

なお、「電気通信事故検証会議」の報告書がこれから出てくるので、ご関心のある方は一読いただきたいとお話ししました。

次週以降も毎週木曜日午前7時15分頃から出演予定です。

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